□インターネット豆知識□ |
出典:ネットワーク基礎用語100より抜粋:日経BP社
インターネット TCP/IPプロトコルを使い全世界に広がるコンピュータネットワーク。全米科学財団(NSF)がTCP/IPを使って構築した研究・開発用ネットワーク「NSEnet」が発祥。NSFnetに研究・教育用ネットワークが次々とつながる形でネットワークが拡大した。 こうした経緯から、当初はインターネットを研究・教育用以外の用途で利用することを禁止していた。NSFnetの運営を民間企業が担当するようになって利用目的を問わないネットワークへと変貌していった。 国内では1994年から商用サービス業者(インターネット接続事業者:プロバイダ)が数多く登場し、97年末には2000社を超えるプロバイダがサービスを提供していると言われている。 インターネット上では、www、電子メール、ネット・ニュース、Telnet、FTPなどのサービを利用できる。 企業ユーザーの利用も進み、wwwサーバーから自社の情報を発信するだけでなく、企業ユーザーが自社のネットワークの一部にインターネットを使う「イントラネット」や、インターネットから自社のネットワークへの不正侵入を防ぐ「ファイアウォール」「暗号化技術」など、インターネットを実用レベルで使うための仕組みに注目が集まっている。 |
TCP/IP IP(internet protocol)をベースに、上位レイヤでTCP(transmission control protocol)またはUDP(user datagram protocol)を使って通信するプロトコル群の総称。 電子メールやネット・ニュース、WWW(World-Wide Web)といったインターネット・アプリケーションは、すべてTCP/IPの上で成立している。 |
プロトコル 複数のコンピュータなどの通信や情報のやり取りをする際に使用する取り決め。インターネットで使用される通信プロトコルとして、TCP/IP 、UDP/IPがある。その他にも、ファイル転送プロトコルのFTPやWorld-Wide Web(WWW)で使用されるHTTPなどもプロトコルの一種。 |
URL(Uniform Resource Locator) インターネット上に数多くあるリソースを一意に特定するためのアドレス表記法。 プロトコル名://ホスト名/ファイル名と云った形式で記述される。例えば、 http://a/A.htmlは、aというホスト名で稼動するWWWサーバー上に蓄積されたA.htmlというファイルをさす指す。 |
ドメイン ドメインは、インターネットでは欠かすことが出来ない世界共通の住所のようなものである。通称「nikkeibp.co.jp」のように、英数字を用いた国名、属性、組織名などの文字を組み合わせて構成され、「nmm@nikkeibp.co.jp」といった電子メールのアドレスや「www.nikkeibp.co.jp」といったWWWページのアドレスの指定に利用されている。 決定したドメイン名は、世界中で重複することがないように管理しているため、日本から米国に電子メールを送信したり、米国のWWWページにアクセスしたりしても、必ず指定したサーバー・コンピュータにアクセスできる仕組みになっている。 |
HTML(Hyper Text Markup Language) HTMLは、ドキュメントの表記の標準規格であるSGML(Standard Generalized Markup Language)に準拠した規格をもった表記形式を使って、WWWの文書を作成するためのツールです。HTMLと呼ばれるタグ言語を使って記述されます。 ホームページビルダーでは、色々なイメージやテキスト、リンクなどHTMLを意識せずにワープロ感覚で作成し、ホームページを制作することが出来ます。 |
ADSL 既設の電話用銅線ケーブルを使う高速デジタル伝送方式xDSLの中で、最も代表的な伝送技術。通信事業者の加入者線収容局(電話局)からユーザー宅方向(下り)とユーザー宅から収容局(上り)の速度が非対称なのが特徴。下りは最大で6〜9Mビット/秒、上りは最大1Mビット/秒程度である。主な用途は、インターネットへの高速なアクセス回線。 |
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